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アーティスト
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灰原千晶
Chiaki Haibara人々の歴史認識や共同体意識、社会が人々をコントロールするプロセスに関心を寄せ、日々の些細な出来事から受けたインスピレーションを、神話や文学、言葉遊びを交えながら、ビデオ、立体、写真などさまざまなメディアで作品化している。2011年から日本の現代社会に対する新たな視点を得るために、在日朝鮮人の作家と断続的な協働で制作を行っている。
主な個展に「もうそうかもしれない」ギャラリーなつか(東京、2017)、「lighthouse vol.12 勝俣涼企画 縫いなおされる星座」switch point(東京、2017)などがある。
《Here, there, home》
インスタレーション、単管パイプ、木材、コンクリート、写真installation, single pipe, wood, concrete, photograph撮影 丸尾隆一カニエ・ナハ
Naha Kanie詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー。2015年、第4回エルスール財団新人賞。2016年、詩集『用意された食卓』(私家版、のちに青土社)で第21回中原中也賞。新聞雑誌等に詩やエッセイ、書評等を発表するかたわら、装幀家としても詩集等を多数手がけている。2017年には、NHK BSプレミアムのドラマ『朗読屋』に出演、東京都現代美術館の企画展「MOTサテライト」に参加。2018年には米アイオワ大学、フィンランドの詩祭に招聘され、朗読パフォーマンス等を行う。
『あいすません』Aisumasen(I'm Sorry)
インスタレーション、詩installation, poetry撮影 丸尾隆一北條知子
Tomoko Hojo実験的な音、音楽、パフォーマンスの間の流動性において活動するアーティスト。近年は、歴史的に沈黙させられてきた(女性の)声を可聴化するというテーマのもと、オノ・ヨーコにかんするプロジェクトをロンドン、東京で展開している。また、Hojo+Kraftとしてスイス出身の音楽家・アーティストのラヘル・クラフトとともに、個々人の私的で隠された音と場所との関係を探るプロジェクトを中心におこなう。
主な助成歴に、2019年アジアン・カルチュラル・カウンシル ニューヨーク・フェローシップ、2017年ポーラ美術振興財団 若手芸術家の在外研修助成など。2017-2018年ロンドン芸術大学ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションCRiSAP客員研究員。
『気配』Whiff
4チャンネルサウンドインスタレーション、スピーカー、音源、11分4 channel sound installation, 10min 38 sec.撮影 丸尾隆一小嶋宏維
Hiroyuki Kojima2018年、ナント高等美術学院へ留学。社会における様々な矛盾に批判的な眼差しを向けながら、同時代の社会の状況を観客と共有する。演劇の理論を援用し、制作のプロセスを重視しながらインスタレーションを主な表現形式としている。
近年の展覧会に「Another reality 」ナント高等美術学院(フランス、2018)、アートプロジェクト/インスタレーション/パフォーマンス「Red Hook Horror Lemonade」(Maharu MAENO, Alexandra BANHAZLとの共作、ニューヨーク、2019)がある。その他、アートプロジェクト『ノントコヨ 非常世』フェスティバル/トーキョー 17(コンセプト・構成:ノントコヨのためのチーム、ドラマトゥルク:長島確、2017)等に参加。
『誰の目にも映らないように』No one alike.
ミクストメディア/インスタレーションinstallation, mixed media 撮影 丸尾隆一久保寛子
Hiroko Kubo現在、広島を拠点に活動。2013年、テキサスクリスチャン大学彫刻専攻美術修士課程修了。先史芸術や民俗芸術、文化人類学の学説を主なインスピレーションの源とし、近年は生活に身近な素材を用いて農耕や偶像をテーマに作品制作を行っている。
主な展覧会に、「いのち耕す場所−農業がひらくアートの未来」青森県立美術館(青森、2019)、「まつり、まつる」スパイラルガーデン(東京、2018)、「瀬戸内国際芸術祭2016(小豆島)」(香川)、「オソレイズム」はじまりの美術館(福島、2016)などがある。2017年、六甲ミーツアート公募大賞グランプリ受賞。
『ハイヌウェレの彫像』Statue of Hainuwele
鉄、ワイヤーメッシュ、トリカルネット、粘土、キャスターsteel, wire mesh, plastic net, clay, caster展示概要
Information
場所
Location
旧大宮図書館(アネックスサイト)
さいたま国際芸術祭2020
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2-1-1
会期
Term
2020.10.17 — 2020.11.15
12:00 – 18:00
月曜休館
Closed on Monday
お知らせ
News
【御礼】さいたま国際芸術祭2020無事に閉幕しました。【閉幕】
2020.11.06【I can speak展】Artstickerにプロジェクトページを展開中。
2020.10.22 2020.10.05お問い合わせ
Contact
Tel.
048 829 1225
さいたま国際芸術祭2020実行委員会事務局スポール文化局/文化局/国際芸術祭準備室
担当 井上
クレジット
Credits
Organizer
さいたま国際芸術祭実行委員会
Saitama Triennale Executive Committee
Cooperation
さいたま国際芸術祭2020サポーター有志
Saitama Triennale citizen supporter
株式会社MOGランド
MOG Land inc.
有限会社 涼仙
RYOSEN Landscape Architecture
上田あつし
Atsushi Ueda
村井啓哲
Keitetsu Murai
坂井若葉
Wakaba Sakai
Curator
戸塚愛美
Manami Totsuka
Design
Cat (小竹良来 / 佐藤翔子)
Cat (Yoshiki Odake, Shoko Sato)
Installer
田草川紘一
Koichi Takusagawa
Lighting design
日下竜吾
Ryugo Kusaka
Translation
アレクサンドル タルバ
Alexandre Taalba
助成
公益財団法人パブリックリソース財団 コロナ給付金寄付プロジェクト『文化・芸術・スポーツ分野助成基金』
小笠原敏晶記念財団 2020年度『新型コロナウイルス特別緊急助成』
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